逆子とは、赤ちゃんの骨盤が下の方にある場合を言います。=(骨盤位) |
逆子の原因または、治りにくい場合は
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妊娠中期(16週~27週目)頃に逆子と診断されて逆子治療を行っても再度 逆子になる可能性が高いです。 妊娠後期(28週目以降)では逆子治療は非常に有効に効果を出しますが、 36週目頃から治る率が落ちてきます。 遅い時期(36週目以降)でも治られる方もありますので、決して諦めることなく 数少ないチャンスで正常にしましょう。安心して治療をお受けください。 逆子の鍼灸治療報告は、戦後すぐの1946年に、三陰交の灸で20例中16
例が頭位となったという石野信安の報告が最初ですが、その後、1987年に
東邦医大産婦人科の林田和郎が至陰の灸と三陰交の灸頭鍼で584例の
逆子のうち525例(89.9%)が矯正されたと報告し、その後多数の論文が
だされました。 西洋医学的見解では、逆子体操やお腹の張り止め薬などの治療が主体で 最終的に帝王切開となるケースが多いてす。 また逆子体操は、ご自身の負担が大きい割りに効果が低く、ストレスと不安が 続きます。 東洋医学的見解では、鍼灸を使用します。
患者さんからの質問で、鍼や灸をお腹に
施術するのですか?
と聞かれますが、その様なことは無く、
手足の末端に数ミリ鍼を刺し置鍼し
身体の血気を巡らせて腹部の緊張を
取り足の小指である至陰(しいん)という
ツボへお灸をします。 当院では、昭和の灸師といわれる 深谷伊三郎先生のお灸を基に黒木流の全身調整鍼を組み合わせた独自の治療体系 にて高度な治療成績を出しています。 安心して治療にお越しください。 |
Step1 |
○ツボの名:照海 ○ツボの名:太白 |
Step2 |
○ツボの名:三陰交 |
Step3 |
○ツボの名:至陰 |